多言語貼り紙の基本
訪日客に伝わる貼り紙は、短く、見やすく、誤解されにくい表現が大切です。このガイドは、観光庁「多言語案内表示ガイドライン」と現場の失敗例をもとに、小規模店舗がすぐ使える原則をまとめました。
基本原則
- 結論を先に:『現金のみ』『禁煙』のように、状態や行動を名詞で短く書く。
- 一概に強く言いすぎず、必要な情報を漏らさず伝える(『お願い』と『禁止』の強さを場面で揃える)
- ピクトグラムと文字を併用する。絵文字だけで意味を示さない(色だけで禁止を示さない)
- 中国語は簡体字と繁体字の両方を用意し、韓国語も主要市場で使う
- 貼る場所で読みやすいサイズ・高コントラストを選ぶ(印刷ガイドも参照)
具体例・失敗例
- 掲示位置マトリクス:入口=営業状況・支払い・ペット/出口=トイレ・非常口/レジ=支払い方法・返品/座席=満席・順番
- 失敗例:『Cash Only』だけでは『カードは使えるが電子決済は不可』か分からない→『現金のみ(カード・電子決済不可)』と補う
- 強すぎる禁止:『絶対に撮影するな』は威圧的→『撮影はご遠慮ください』に緩和
- 例外の明示:『ペット不可』は補助犬まで拒否する意味にならないよう、補助犬受入れの注意を併記
このサイトのツールでできること
関連文例・ガイド
- /guides/print-readable-pop/
- /guides/choose-languages-for-inbound-customers/
- /phrases/no-pets/
- /phrases/cash-only/
出典
観光庁 多言語案内表示ガイドライン(mlit.go.jp)、厚生労働省 身体障害者補助犬の受け入れ